ロボットの耐放射線性(3)

産業技術総合研究所 横井仁一氏からの文献の指摘

日本原子力研究開発機構(旧  日本原子力研究所)の1999年のレポート JAERI-Tech 99-003「ITER(国際熱核融合実験炉)用炉内遠隔保守装置を構成する主要機器・部品の高ガンマ線照射試験」小原建治郎 他 (本文は英文[1] 324頁, 次のURLからダウンロードできる.)
http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Tech-99-003.pdf

Robotics
AC servo motor, Induction motor, Grease lubricant, Ball bearing, Reduction gear box,
Position sensor, Force sensor, Distance sensor, Proximity sensor, Accelerometer
Viewing System
Standard type CCD camera, Radiation hard type CCD camera, Periscope, Reflecting mirror, Glass material, Adhesive for lens, Anti-reflecting coating material, Halogen lamp, OH doped image fiber, Fluorine doped image fiber, etc.
Common Components
Cables, Wires, Thermocouples, Connectors, Vacuum Gauge, Standard type ultrasonic transducer, Brazed type ultrasonic transducer for high & low temperature use, Carbon fiber-reinforced plastic, Gasket.

日本語概要

ITER(国際熱核融合実験炉)の炉内遠隔保守装置や観察装置は,強力なガンマ線照射下で仕様されるため,従来の技術ベースを大きく上回る耐放射線性が要求される.このためITER工学R&Dでは,日本,欧州,ロシアの各極が,1 MR/hのガンマ線環境下で,10MGy~100MGyの耐放射線性を持つ遠隔保守装置を構成する機器・部品の開発を目標に,ガンマ線照射試験を進めてきた(ITER工学R&Dタスク: T252).本リポートでは,ITER工学R&Dにおいて日本ホームチームが分担し,進めてきた遠隔保守装置用機器・部品に関するガンマ線照射試験の結果を中心に,耐放射線性機器の開発の現状について述べる.これまでに試験された機器・部品はロボット要素(サブタスク1)、観察用機器(サブタスク2)、共通機器(サブタスク3)に大別され,約70品目のぼる.また,これらの機器・部品の仕様は,市販品,市販品を改質・改良した機器,および新規に耐放射線性を考慮して開発した機器に分類され,原研高崎研究所のガンマ線照射施設にて試験した.その結果,セラミック被覆電線によるACサーボモータや耐放射線性ペリスコープ,CCDカメラが開発されるなど,高ガンマ線照射下で使用可能なITER用機器・部品の開発が着実に進展した.

[1] Kenjiro Obara et al., “High Gamma-Rays Irradiation Tests of Critical Components for ITER (International Thermonulear Experimental Reactor) In-Vessel Remote Handling System,” Japan Atomic Energy Research Institute Technical Report 99-003, 1999.



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