ロボットの耐放射線性(2)

電子回路の耐放射性におけるSEEについて

日本原子力研究開発機構 技術主席 川妻伸二

原子発電所の冷却水が喪失して、燃料が高温になり、破損して放射性核種放出される場合、揮発性核種であるI 131とCs 134、137が支配的と考えられる。γ線は荷電粒子ではないので、電子機器のSEEに関してはβ線だけに絞って考えればよいと思う。I 131のβ線は0.2~0.6 Mev, Cs134は0.09~0.7 Mev、Cs 137は0.5~1.2 Mevである。この程度のβ線はアルミフォイル一枚で防げるレベルなので、電子回路に対してSEEは問題にならないと思われる。

注1)別記事「ロボットの耐放射性(1)」を参照。
注2)SEE (Single Event Effects):単一の高エネルギー粒子の効果により、回路素子が誤動作あるいは破壊するなど影響をうけること。



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