災害対策ロボット技術解説(5)

現時点で適用できるわが国のロボット技術

東京大学教授 淺間 一

瓦礫などの障害物が多く存在する高放射線環境で動き回り,情報収集や多様な作業をこなせるような万能ロボットは存在しないものの,その適用環境やミッションを限定した上で投入可能なロボットシステムとして,現時点でも日本国内に多くの機種が存在する.以下にその例を挙げる.

  • 被災構造物内移動ロボットシステムQuince, Kenaf,Kohga, Soryu, HELIOS,等(文科省大大特,NEDO 戦略ロボット‐IRS・東北大,千葉工大,京大,東工大,大阪大,等)
  • 無人化施工機械(国交省‐ゼネコン各社)
  • 構造物解体用双腕ロボット(NEDO 戦略ロボット‐日立建機)
  • 遠隔操作無人ヘリ,自律航空機,等(ヤマハ,文科省大大特,等)
  • 防災モニタリングロボット(三井造船)
  • 災害対策用ロボット(東京消防庁,消防研究所など)
  • レスキューロボット援竜(テムザック)
  • 水中移動ロボット(東工大,東大,立命館大,ほか)
  • 月面探索用ロボット(東北大,JAXA など)
  • 能動スコープカメラ(東北大)

つくばチャレンジで開発されている屋外自律移動ロボットなども,周辺環境のモニタリングなどの用途に活用することが可能であると考えられる.その他にも,適用環境やミッションを限定すれば,活用可能なロボットシステムは多く存在する.なお,以下に原発事故・災害救助等に使えそうなロボット技術(RT)リストも公表されている.
http://www.openrtm.org/robotcatalog/



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